2026.01.30

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ecforceのフォーム一体型LPの効果とは?CVR改善につながる理由を解説

ecforceで作成できる「フォーム一体型LP」とは、LP(ランディングページ)と購入・申込フォームを1ページ内に統合したLP構造のことです。

ページ遷移をなくすことでユーザーの離脱を低減し、コンバージョン率の改善を目的として導入されるケースが増えています。

この記事では、ecforceにおけるフォーム一体型LPの特徴と効果、導入前に知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。

※ecforceは株式会社SUPER STUDIOが提供するECカートシステムです。詳しくはこちらの記事からご確認ください。

目次

    フォーム一体型LPとは

    フォーム一体型LPとは、商品購入や申し込みに必要な入力フォームを、別ページに遷移させることなく、LP内に組み込んだページ構造のことです。フォーム一体型LPは、商品訴求からフォーム入力、購入・申込完了までを1ページ内で完結させることで、ページ遷移による離脱の機械を減らし、CVR(コンバージョン率)の改善を目的としています。

    ※CVR(コンバージョン率)とは、サイトを訪れたユーザーのうち、最終的な成果(例:商品の購入)に至った割合のこと

    「商品紹介ページ → 入力フォームページ」へと遷移する構成のLPでは、このページ遷移のタイミングでユーザーが離脱してしまうケースが少なくありません。
    フォーム一体型LPは、こうした離脱ポイントを構造的に減らすための手法として、特に新規顧客獲得を目的としたECやD2C領域で活用されています。

    ecforceにはこのフォーム一体型LPが初期搭載機能として組み込まれています。作成方法はこちら

    なぜecforceのフォーム一体型LPは効果が出やすいのか

    ecforceのフォーム一体型LPに高い効果が期待できる理由は、単に「フォームが1ページにまとまっているから」ではありません。

    ユーザーの行動心理と、ECにおける離脱ポイントを前提に設計されている点にあります。

    ① ページ遷移による離脱のリスクを構造的に低減できる

    一般的なLPでは、商品説明ページから入力フォームページへ遷移する際に、ユーザーの集中が一度途切れてしまいます。

    このタイミングで、

    ・「今じゃなくてもいいか」

    ・「入力が面倒そう」

    ・「戻るのが不安」

    といった心理が働き、離脱につながるケースは少なくありません。

    ecforceのフォーム一体型LPでは、商品訴求からフォーム入力までを1ページ内で完結させることで、こうしたページ遷移による離脱リスクを軽減できます。

    ② 購入・申込までの心理的ハードルを下げられる

    フォーム入力は、ユーザーにとって最も心理的ハードルが高い行動のひとつです。

    フォーム一体型LPでは、

    ・商品の魅力やベネフィットを確認しながら

    ・不安や疑問を解消した直後に

    ・そのまま入力行動に移れる

    という流れを作ることができます。

    この「納得した勢いを保ったまま入力できる構造」が、CVR(コンバージョン率)の改善につながりやすい大きな要因です。

    ③ スマートフォンでのCVRと相性が良い

    ecforceのフォーム一体型LPは、スマートフォンユーザーとの相性が良い点も特徴です。

    スマートフォンでは、

    ・ページ遷移のたびに読み込みが発生する

    ・戻る操作が分かりづらい

    ・タブ切り替えや中断が起きやすい

    といった理由から、複数ページ構成のLPは特に離脱しやすくなります。

    1ページ内で完結するフォーム一体型LPは、こうしたスマホ特有のストレスを減らし、スムーズな入力体験を提供しやすい構造になっています。

    ④ 広告流入との相性が良い

    ecforceのフォーム一体型LPは、リスティング広告やSNS広告など、広告流入を前提とした集客とも相性が良いと言えます。

    広告経由のユーザーは、

    ・滞在時間が短い

    ・比較検討より即時判断をする

    ・離脱までが早い

    という傾向があります。

    フォーム一体型LPは、こうしたユーザーに対して「考える時間を与えすぎず、行動まで導く」構造を作れるため、広告流入時のCVR(コンバージョン率)の改善効果が期待できます。

    ⑤ ecforceなら運用・改善もしやすい

    フォーム一体型LPは、設計次第で成果が大きく変わる施策でもあります。

    ecforceでは、

    ・フォーム項目の調整

    ・表示順や文言の変更

    ・LP改善と購入フローの一体運用

    といった調整を行いやすく、運用しながら改善を重ねやすい点もメリットです。

    単発で作って終わりではなく、改善を前提に活用できることが効果を出しやすい理由のひとつと言えるでしょう。

    ただし、フォーム一体型LPはすべての商材・目的に万能というわけではありません。

    次章では、ecforceのフォーム一体型LPが特に効果を発揮しやすいケースについて解説します。

    ecforceのフォーム一体型LPが向いているケース

    フォーム一体型LPは非常に有効な施策ですが、どんな商材・目的でも成果が出るわけではありません。

    まずは、ecforceのフォーム一体型LPが特に効果を発揮しやすいケースから整理します。

    ケース① 単品通販・定期購入を目的としたEC

    ecforceのフォーム一体型LPは、単品商品や定期購入型商材との相性が非常に良い構造です。

    ・商品数が少ない

    ・購入導線がシンプル

    ・比較検討より「即決」が多い

    こうした商材では、商品理解から購入までを1ページで完結させることで、ユーザーの意思決定を妨げず、スムーズにコンバージョンへ導くことができます。

    特に初回購入やトライアル訴求では、フォーム一体型LPの効果を実感しやすいでしょう。

    ケース② 新規顧客獲得を重視している場合

    新規顧客向けのLPでは、

    ・入力前での離脱

    ・ページ遷移時の不安

    ・購入フローへの心理的抵抗

    といった課題が発生しやすくなります。

    フォーム一体型LPは、こうした新規ユーザー特有の不安を軽減し、「理解 → 納得 → 行動」までを一気につなげやすい構造です。

    新規獲得が伸び悩んでいる場合、導入を検討する価値は高いと言えます。

    ケース③ 広告流入がメインの集客施策

    リスティング広告やSNS広告など、広告流入が中心の場合もフォーム一体型LPは有効です。

    広告経由のユーザーは、

    ・滞在時間が短い

    ・深い比較検討をしない

    ・直感的に判断する

    といった傾向があります。

    そのため、ページ遷移を挟まず、行動まで一気に導けるフォーム一体型LPは、広告流入時のCVR(コンバージョン率)改善に貢献しやすくなります。

    ケース④ スマートフォンユーザーが多い場合

    アクセスの多くがスマートフォンの場合も、フォーム一体型LPは効果を発揮しやすい施策です。

    スマートフォンでは、

    ・戻る操作が分かりづらい

    ・画面切り替えがストレスになる

    ・途中離脱が起きやすい

    といった理由から、複数ページ構成のLPは不利になりがちです。

    1ページ完結型のフォーム一体型LPは、スマホユーザーの操作負荷を減らし、コンバージョンにつながりやすい導線を作ることができます。

    逆に効果が出にくいケース

    一方で、以下のようなケースではフォーム一体型LPが必ずしも最適とは言えません。

    ケース① 高額・比較検討が前提の商材

    価格帯が高く、

    ・複数商品との比較が必要

    ・検討期間が長い

    ・情報量が多い

    といった商材では、1ページに情報とフォームを集約することで、かえってユーザーが慎重になってしまう場合があります。

    この場合は、情報提供と検討を重視したLP構成の方が成果につながるケースもあります。

    ケース② フォーム項目が多くなりすぎる場合

    入力項目が多いフォームを、そのままLP内に配置してしまうと、

    ・入力前に圧迫感を与える

    ・ファーストビューの訴求力が下がる

    ・離脱率が上がる

    といったリスクがあります。

    フォーム一体型LPを使う場合は、入力項目数の最適化が前提条件になります。

    ケース③ 情報収集・比較が目的のユーザーが多い場合

    検索流入など、情報収集目的のユーザーが多い場合は、

    ・すぐに行動を求められる構造

    ・フォームの存在感が強いLP

    が逆効果になることもあります。

    このようなケースでは、まずは情報提供を重視したページ構成を検討し、段階的にコンバージョン導線を設計する方が適している場合もあります。

    次章では、フォーム一体型LPを成功させるための具体的な設計ポイントについて解説します。

    成果を出すための設計ポイント

    フォーム一体型LPは、ただフォームをLP内に配置すれば成果が出るわけではありません。

    設計次第でCVRが大きく変わる施策だからこそ、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。

    ポイント① フォーム項目は最小限に抑える

    フォーム一体型LPで最も注意すべき点が、フォーム項目数の多さです。

    入力項目が多いと、

    ・入力前に心理的な負担を感じる

    ・LPの途中で離脱される

    ・ファーストビューの訴求力が下がる

    といった問題が起きやすくなります。

    フォーム一体型LPでは、「今すぐ必要な情報」と「後から取得できる情報」を切り分け、最低限の項目だけを初回フォームに設置することが重要です。

    ポイント② ファーストビューでフォームを主張しすぎない

    フォーム一体型LPというと、最初からフォームを大きく見せたくなりがちですが、これは逆効果になるケースもあります。

    ファーストビューの役割はあくまで、

    ・誰向けの商品・サービスか

    ・どんなメリットがあるのか

    ・なぜ今行動すべきなのか

    を瞬時に伝えることです。

    フォームは「行動の受け皿」として自然に配置し、訴求が十分に伝わったタイミングで入力を促す設計が成果につながりやすくなります。

    ポイント③ フォーム直前で不安要素を解消する

    フォーム入力に入る直前は、ユーザーの心理的な不安が最も高まるポイントです。

    そのため、フォームの直前には、

    ・返金・解約条件

    ・サポート体制

    ・実績・事例・レビュー・利用者の声

    など、行動を後押しする情報を配置することが効果的です。

    「入力しても大丈夫そうだ」と感じてもらえるかどうかが、CVR(コンバージョン率)を左右する重要な分かれ目になります。

    ポイント④ CTAは1つに絞り、迷わせない

    フォーム一体型LPでは、CTA(行動導線)を複数用意しすぎないことも重要です。

    ・購入

    ・申し込み

    ・資料請求

    ・お問い合わせ

    などが混在すると、ユーザーは次の行動を迷ってしまいます。

    フォーム一体型LPでは、最も取ってほしい行動を1つに絞り、そこに向かってページ全体を設計することで、コンバージョンにつながりやすくなります。

    ポイント⑤ スマートフォンでの入力体験を最優先に考える

    ecforceのフォーム一体型LPは、スマートフォンからの利用を前提に設計することが重要です。

    特に注意したいのは、

    ・入力欄のサイズ

    ・タップしやすさ

    ・スクロール量

    ・入力中の視認性

    スマホで「入力しづらい」と感じた瞬間に、ユーザーは離脱してしまいます。

    PCでは問題なくても、スマホでは不便というケースは非常に多いため、必ずスマートフォン視点で確認・調整を行いましょう。

    ポイント⑥ 作って終わりにせず、改善を前提に運用する

    フォーム一体型LPは、一度作って終わりにする施策ではありません。

    ・フォーム項目の見直し

    ・文言の変更

    ・訴求順の調整

    など、分析と細かな改善を積み重ねることで成果が安定していきます。

    ecforceは、LPと購入・申込フローを一体で管理できるため、改善を前提とした運用がしやすい点も強みと言えるでしょう。

    よくある質問

    この章ではecforceのフォーム一体型LPについてのよくある質問をまとめています。

    質問1. フォーム一体型LPはSEO的に不利になりませんか?

    フォーム一体型LPだからといって、SEO的に不利になるわけではありません。

    検索結果で評価されるのは、ページ構造そのものよりも コンテンツの質と検索意図への適合度 です。

    ecforceのフォーム一体型LPでも、

    ・適切なテキスト量

    ・見出し構造(H1〜H3)

    ・ユーザーにとって有益な情報

    が整理されていれば、SEO評価を下げる要因にはなりません。

    質問2. 通常のLPとフォーム一体型LPは併用できますか?

    はい、併用することは可能です。

    実務上は、

    ・情報提供・比較用:通常LP

    ・購入・申込促進用:フォーム一体型LP

    といったように、役割を分けて使い分けるケースも多くあります。

    すべてをフォーム一体型LPに統一する必要はなく、目的に応じて使い分けることが重要です。

    質問3. フォーム一体型LPはどんな商材でも効果がありますか?

    すべての商材に万能というわけではありません。

    特に、

    ・単品通販

    ・定期購入

    ・初回購入・トライアル訴求

    といった商材では効果を発揮しやすい一方で、高額商材や比較検討が前提の商材では、慎重に設計する必要があります。

    商材特性とユーザー行動を踏まえて、導入可否を判断することが重要です。

    質問4. フォーム項目はどのくらいが適切ですか?

    一概に「何項目まで」と決めることはできませんが、必要最小限に抑えることが基本です。

    フォーム一体型LPでは、

    ・初回で必須の情報だけを取得する

    ・追加情報は購入後・別タイミングで回収する

    といった設計が、CVR(コンバージョン率)改善につながりやすくなります。

    質問5. スマートフォン対応で特に注意すべき点はありますか?

    スマートフォン対応は非常に重要です。

    特に注意したいのは、

    ・入力欄の大きさ

    ・タップのしやすさ

    ・スクロール量

    ・入力中の視認性

    PCでは問題なく見えても、スマホでは入力しづらいケースは多いため、必ずスマートフォン視点での確認を行いましょう。

    質問6. フォーム一体型LPは広告流入向けの施策ですか?

    はい、広告流入との相性は良い施策です。

    広告経由のユーザーは、

    ・滞在時間が短い

    ・即時判断をしやすい

    ・離脱までが早い

    という傾向があるため、1ページ完結型のフォーム一体型LPは行動まで導きやすい構造になっています。

    質問7. フォーム一体型LPは一度作れば終わりですか?

    いいえ、改善を前提に運用する施策です。

    ・フォーム項目の調整

    ・文言の改善

    ・訴求順の見直し

    といった細かな改善を重ねることで、安定した成果につながります。

    ecforceでは、LPと購入フローを一体で管理できるため、改善を行いやすい点もメリットです。

    まとめ│ecforceに関するご相談はスタジオカレンまで

    ecforceのフォーム一体型LPは、単にフォームをLP内に配置する施策ではなく、ユーザーの行動心理と離脱ポイントを踏まえて設計されたLP構造です。

    ページ遷移をなくすことで入力前の離脱を低減し、納得したタイミングでそのまま行動につなげられる点が、CVR(コンバージョン率)の改善につながりやすい理由と言えるでしょう。

    特に、

    ・単品通販・定期購入を扱うEC

    ・新規顧客獲得を重視しているケース

    ・広告流入やスマートフォンユーザーが多い場合

    では、フォーム一体型LPの効果を実感しやすくなります。

    一方で、高額商材や比較検討が前提となる商材など、必ずしもすべてのケースに最適とは限りません。
    商材特性やユーザー行動を踏まえたうえで、導入可否を判断することが重要です。

    また、フォーム一体型LPは作って終わりの施策ではなく、改善を前提とした運用が欠かせません。

    ・フォーム項目の最適化

    ・訴求順や文言の調整

    ・スマートフォンでの入力体験の見直し

    といった細かな改善を重ねることで、はじめて安定した成果につながります。

    ecforceのフォーム一体型LPを活用する際は、「なぜ効果が出るのか」「自社の商材に向いているか」を理解したうえで、設計・運用していくことが成功への近道と言えるでしょう。

    株式会社スタジオカレンでは、これまで数多くのECサイト、ecforceに関する制作案件に対応してきました。制作事例はこちら。ECサイト、ecforceに関するご相談(サイト立ち上げ、デザイン制作、カスタマイズ、リニューアルなど)がございましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。

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