2026.05.24

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SHOPLINE(ショップライン)とは?越境ECの特徴や機能を解説

ECサイトを構築するサービスにはさまざまな種類がありますが、それぞれに異なる特徴があり、選び方によって運用のしやすさや売上の伸び方は大きく変わります。特に近年は、SNS連携や越境ECなど、サービスごとの特徴を理解したうえで選定する重要性が高まっています。

本記事では、ノーコードでECサイトを構築できる「SHOPLINE(ショップライン)」について、その主な特徴や強みを解説します。多言語・多通貨対応やSNS連携、POS機能など、SHOPLINEの機能を整理しながら、活用イメージも分かりやすく紹介します。

また、SHOPLINEの費用やshopifyなど他プラットフォームとの料金比較はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

    SHOPLINE(ショップライン)とは

    SHOPLINEとは、ECサイトの構築・運営を行うことができるECプラットフォームです。本社はシンガポールにあり、2024年に日本市場へ本格的に上陸しました。

    一般的なオンラインストア構築機能に加え、SNS連携やスマホアプリの作成など、現代のEC事業に必要な機能を一つのサービスでまとめて利用できる点が特徴です。ノーコードでECサイトを構築できるため、専門的な知識がなくてもスムーズにネットショップを開設することができます。

    また、世界中で60万以上のブランドに利用されており、特にアジア圏を中心とした越境EC市場で注目されています。多言語・多通貨への対応も進んでいるため、国内販売だけでなく海外展開を視野に入れた事業にも適しています。

    なお、同じECプラットフォームとしてよく比較されるShopifyは、世界的なシェアと拡張性の高さが強みである一方、SHOPLINEはSNSコマースやアジア市場への対応に強みを持っている点が特徴です。そのため、アジア圏を中心とした販売や、SNSを活用したマーケティングを重視する場合にはSHOPLINEの方が適しているケースもあります。

    主な特徴

    SHOPLINEは、ECサイトの構築から販売・運営・マーケティングまでを一元管理できるプラットフォームです。オンラインストアをこれから立ち上げる企業や、既存のネットショップを強化したい事業者にとって、幅広い機能を備えている点が注目されています。ここでは、SHOPLINEの主な特徴を紹介します。

    ・ノーコードでECサイトを構築できる
    SHOPLINEの大きな特徴のひとつに、コード不要でECサイトを簡単に構築できる点が挙げられます。HTMLやCSSなどの専門的なコーディング知識がなくてもオンラインストアを作成できるため、初めてEC事業を始める企業でもスムーズに導入できます。豊富なテンプレートが用意されており、商品やブランドに合わせてカスタマイズすることも可能です。AIを活用してデザインを自動生成する機能もあり、初めてECサイトを構築する人にもおすすめです。

    ・SNSとシームレスに連携できる
    SHOPLINEはSNSとの連携に優れており、InstagramやTikTokなどのSNSから直接商品ページへ誘導し、そのまま購入まで完結させることができます。例えば、Instagramのライブ配信と連動した販売機能を活用し、ユーザーの購買導線をスムーズにつなぐことが可能です。このようなソーシャルコマース機能により、広告や投稿からの離脱を防ぎ、販売効率を高めることが可能です。特にアジア市場や東南アジア圏ではSNS経由の購買が多く、越境ECとの相性も良いとされています。

    ・多言語・多通貨に対応している
    SHOPLINEは多言語・多通貨に対応しており、日本国内だけでなく海外市場への販売にも適しています。英語や中国語など複数言語でのストア運営が可能で、通貨も各国に合わせて自動表示されます。これにより、東南アジアやアジア圏を中心とした越境ECの展開がしやすくなります。

    ・実店舗と連携できるPOS機能
    SHOPLINEにはPOS機能が搭載されており、オンラインストアと実店舗のデータを一元管理できます。POSとは「Point of Sale(販売時点情報管理)」の略で、店舗での販売情報をリアルタイムで管理する仕組みです。通販サイトと実店舗それぞれの販売数をリアルタイムで把握できる上、在庫や顧客情報、売上データをまとめて管理できるため、ECとリアル店舗を併用する企業にとって効率的な運営が可能になります。

    ・モバイルアプリも作成できる
    SHOPLINEでは、ECサイトだけでなくスマホアプリの作成も可能です。専用アプリを活用することで、顧客との接点を増やし、リピート購入を促進できます。アプリ内では商品閲覧や購入、クーポン表示などが行えるほか、会員登録・ログイン機能、プッシュ通知にも対応しています。オンラインストアとアプリを連携させることで、マーケティング施策の幅も広がります。ただし、別途料金が発生するため注意が必要です。

    このようにSHOPLINEは単なるネットショップ作成ツールではなく、販売・マーケティング・在庫管理・顧客管理までを一元化できるプラットフォームです。商品管理や決済機能、プロモーション機能も備えており、事業規模の拡大に合わせて柔軟に運用できます。中小企業からグローバル展開を目指す企業まで、幅広い用途に対応できる点が最大の特徴と言えるでしょう。

    導入前に確認したい注意点

    SHOPLINEは多機能で柔軟性の高いECプラットフォームですが、導入前にいくつか理解しておきたいポイントがあります。

    ・機能によっては追加設定や拡張が必要
    標準機能だけでもECサイトの運営は可能ですが、より高度なマーケティングやカスタマイズを行う場合は、別途設定やアプリ連携が必要になるケースがあります。特に外部ツールとの連携やデザインの細かな調整を行う際には、一定の運用リソースや知識が求められるため、自社で対応するのか外部に依頼するのかを事前に検討しておくと安心です。

    ・運用設計をしっかり行わないと十分な効果が出にくい
    SHOPLINEに限ったことではありませんが、事前の運用設計を怠るとECサイトの利点を十分に活かすことはできません。例えば、SNS連携や越境EC機能を活かすには、集客導線や販売戦略をあらかじめ設計しておくことが重要です。どのチャネルからユーザーを集め、どのように購入まで導くのかを整理しておくことで、成果につながりやすくなります。

    ・一部の機能については追加費用が発生する場合がある
    基本的な利用は月額プラン内で可能ですが、拡張機能や外部連携サービスを利用する際は、別途コストがかかることがあります。想定していなかった費用が発生するケースもあるため、導入前に必要な機能と費用のバランスを確認しておくことが重要です。

    導入初期は機能が多い分だけ操作に慣れるまでに時間がかかる場合もあります。最初からすべての機能を使いこなそうとするのではなく、必要な機能から段階的に活用していくことが推奨されます。

    SHOPLINEをおすすめしたい人の特徴

    SHOPLINEは、特に次のような事業者に向いています。

    • SNSを活用して商品販売を行いたい企業
    • 海外市場やアジア圏への展開を検討している事業者
    • ECサイトだけでなくアプリも活用したいブランド
    • 在庫や顧客情報を一元管理したい企業

    特に、SNSマーケティングとECサイトを連動させたい場合や、越境ECに挑戦したい企業にとっては相性の良いプラットフォームです。投稿や広告からそのまま商品購入につなげられる仕組みを作れるため、集客から販売までを一体化したい事業者に適しています。

    一方で、次のようなケースでは他サービスの方が適している場合もあります。

    • 国内販売のみでシンプルなECを運用したい場合
    • 最低限の機能だけで低コスト運用したい場合
    • カスタマイズよりも手軽さを重視したい場合

    このような場合は、よりシンプルなECサービスの方が運用しやすい可能性があります。特に機能を絞って運用したい小規模事業や、初めてECを導入するケースでは、過剰な機能が負担になることもあるため、目的に応じた選定が重要です。

    活用方法と導入メリット

    SHOPLINEをうまく活用することで、EC運営は「単なるネットショップ運用」から、複数チャネルを統合した事業運営へと広がります。

    まず活用方法として、SNSとECを連携させた販売導線の構築が挙げられます。InstagramやTikTokの投稿や広告から商品ページへ直接遷移させることで、集客から購入までの流れを一体化できます。これにより、ユーザーの離脱を抑えながら効率的に売上につなげることが可能です。

    また、多言語・多通貨機能を活用することで、海外ユーザーにも対応したオンラインストアを運営できます。特にアジア圏や東南アジア市場ではSNSを起点とした購買行動が多く、越境ECと組み合わせることで販売機会の拡大が期待できます。

    さらに、実店舗とECサイトを連携させることで、在庫や顧客情報をリアルタイムで一元管理できます。オンラインとオフラインのデータを統合することで、在庫ロスの削減や販売戦略の最適化につながります。

    これらの活用により、販売チャネルごとに分断されていた情報や導線をまとめて管理できるようになり、業務効率の向上と売上拡大の両立が可能になります。結果として、より戦略的なEC運営を実現できる点が大きな導入メリットです。

    まとめ|SHOPLINEの特徴は越境EC×SNS販売に強いこと

    SHOPLINEは、ECサイトの構築から運営、マーケティング、さらには実店舗との連携までを一元的に管理できる統合型のECプラットフォームです。特に、SNSと連動した販売導線の構築や、多言語・多通貨対応による越境ECへの強さなど、従来のECサービスにはない柔軟性が大きな特徴です。ノーコードでサイトを構築できるため、専門知識がなくてもスピーディにオンラインストアを立ち上げることができます。

    一方で、機能を最大限に活かすためには運用設計が重要となるため、事業の目的に合わせた活用が求められます。SHOPLINEは単なるECツールではなく、SNS時代の販売戦略や海外展開を見据えた事業成長を支えるプラットフォームとして活用できるサービスです。

    SNSを活用した販売や海外展開を視野に入れている企業にとって、SHOPLINEは有力な選択肢のひとつです。自社の目的に合うかを見極めながら、最適なECプラットフォーム選びに役立ててみてください。

    スタジオカレンに相談する

    スタジオカレンは1998年の創業以来、9,000を超えるさまざまなWebサイト制作に携わってきました。

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    「他のECサイトと比較して、どれを選ぶべきか迷っている」

    そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。

    事業内容や運用体制をお伺いしたうえで、

    • SHOPLINEの最適な料金プランの考え方
    • 導入時に注意すべきコストやポイント
    • 他ECカートとの比較した上での選択肢

    を整理してご案内します。

    「問い合わせ=契約」ではありません。情報収集や検討段階でのご相談でも問題ありませんので、EC導入や乗り換えを検討中の方は、ぜひ一度スタジオカレンにご相談ください。

    ※本記事で紹介した内容は記事作成時点(2026年5月)の情報です

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